K邸改修工事

介護保険を利用してのトイレ改造とバリアフリー工事 。
旧式の和式トイレを洋式に替えて、使い勝手と実用的な改造をしました。
足のお悪い施主さまの背の高さや歩幅も考慮に入れて、設計士さん、介護士さん立会いの元、念入りな施工をしました。
K邸様は、徳島市の「高齢者住宅改造費助成制度」を利用してのリフォーム工事でした。これは高齢者の方のために行う住宅改造費(手すり等の取付け)の一部を市が助成してくれるという制度です。こちらの制度について徳島市の場、詳しくは「介護保険課」にお問合せ下さい。
(現場担当:袴田 恭子)

 
介護保険 手すり取付け


和式トイレを様式トイレに

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●施工中の様子
少し前の建物は、トイレには腰壁タイル、その上の壁は塗り壁、床もタイルで、廊下から、約5cm〜10cm下がったところというのが定番のように思います。K邸様も同じ。
正面の灰色のところは、給水配管の為に一部壁を取りました。床にも配管をします。旧配管が細い為、新たに太い配管を施します。
既存の床をめくると今のように土間などを打っていないため、大きな石や小さいブロックの砕いたものが出てきて、慌ててコンクリートを打ちました。これで、湿気も上がってきにくくなります。

●リフォーム後(左)
お施主様がトイレが狭くなるのを気にされていたので、後ろにタンクのないINAX製のサティスを使用しました。背面 が無い分、便器の前は広く威圧感がありません。

●リフォーム後(中)
せっかく便器がスッキリするのに、トイレットペーパー等を見せるのはどんなもんかと、聞かれましたので、新製品の棚をお勧めしました。寸法もキッチリ収まる後付け収納+棚です。
この頃のトイレには、リモコン操作が付き物で、壁に付くか、便座一体式か、どちらかを選ぶようになります。色々な事をお話しながら、K邸様は壁付ペーパーホルダーを選択されました。これなら目線にスイッチがありますので、楽な操作ができます。

●リフォーム後(右)
この手摺は追加工事になります。
しばらく使われてみて、あと一本有った方がいいと依頼がありました。下地にコンパネを使用していましたので、容易に取付が出来ました。

トイレ手すり

手摺や棚、細かい事も言えば紙巻器やタオル掛けの位 置は、設計当初からおおよそ決定しています。
それに合わせて下地を入れておくのですが、今回のような場合は、どこに何が追加されるかわからないし、大幅に取付位 置が変更されることが予想されましたので、トイレの下地は全て『コンパネ』と呼ばれる、厚み12mmの板を使用しました。

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コンパネで下地を張り終えたところ。手摺などは人間の体重がモロにかかる為、下地もしっかりしなければ事故につながります。その点、コンパネ下地だと安心です。   下地を張り終えた後、仕上げのクロスを張っていきます。   手すりや紙巻き器の位 置も、お施主さんの立ち合いの元決めていきます。

リビング手すり

K邸様は真壁(柱が見える壁の仕上げ方法)だったので下地を探さず、直接柱に手摺を取り付けることができました。
取り付ける 相手が柱だと、強度は十分です。
大壁(柱を覆い隠す壁の仕上げ方法)だと、下地を探すのに苦労したり、思ったところに取り付けれなかったりします。
最近は建材でどこでも取り付けれるような下地が出ていますが、こういったものは私は最後の手段だと思っています。
  介護保険を利用して 手すり設置リフォーム前
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階段横手すり

おおよそのお施主さまが、真壁の柱に手摺を取り付ける・・なんてことは、好みません。柱は見せてナンボなのですから。
しかし、今回の場合は別です。実用性が優先ですので人間が歩行するのに、一番『手で触る』 場所に取付ました。もちろん、施主・設計士・介護士の立会いの元位 置の決定をしました。
この写真は、階段の昇降口横にあたります。 階段には、既存手摺がありますので、連動する形で使用できるようになっています。
  介護保険を利用して 手すり設置リフォーム前
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浴室手すり

浴室は防水の為に独立していて、コンクリート下地だったり、ブロックを積み上げたりしています。その上にタイルを貼って仕上ているのが普通 ですが、少し時間が経っている壁などは、タイル自体が弱くなっていたり欠けやすくなっていたりします。
こういった浴室に手すりをつける場合、アンカーを打ち込んでから取り付けることになり、通 常より長めのビスを使用します。
  介護保険を利用して 手すり設置リフォーム前
介護保険を利用して 手すり設置リフォーム前


お施主さまからのメッセージ

廊下の柱という柱に、手摺が取り付けられていくのを見て、そこまでしなくても・・と思いましたが、いざ使い始めてみると、自然と手が伸びてしまいます。特に、起きたすぐや、夜、明りが暗い時などは、非常に助かります。 お父さんの為に取り付けたのに、今は一緒に使っています。 取り付けて良かったと思っています。

徳島市K様

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